海外と比較してみた!効果的なバナーの作り方

1.とりあえずバナーの訴求内容を書いてみる
こちらのバナーで考えてみたいと思います。掲載目的はブランディングとします。

まず初めにモノクロの状態で訴求内容(テキストのみ)を書きます。

この際に押さえておきたいポイントが2つあります!
・テキストはシンプルかどうか
文言が長ければ長いほど、洗練されていない印象を与えてしまいます…
一瞬しか目にしないバナーとなれば尚更です。
余計な言葉はないか、少しでも削れないかを考えてみましょう。
・優先順位
一番伝えたいことは何か考え、目立たせることが大切です。
ブランディングが目的であれば、会社名やサービス名、ロゴの優先順位を上げます。
例)最短2日>Ravigote>4000人以上~
2.バナーをデザインしてみる

横書きの場合、左上から右下に向かって読むので、
伝えたいこともその順に配置することが大切です。
例に挙げたバナーもロゴを左上に置き、訴求したい文言を一番大きくして目立たせています。
デザインに関しては今回は割愛しちゃいますが
遷移先のサイトや売り出したい商品イメージの色、フォント、雰囲気に
合わせておけば間違いないので、よくよく観察して合わせましょう。
テイスト別のデザインのコツもまとめています。
よかったらご覧ください!(バナーのデザインの見本とコツ~シンプル編~)
3.バナーをモノクロで確認する

最後にモノクロの状態で確認します。
色による影響がなければ、本当に文言が読みやすい位置にあるのか、
優先順位は正しいかなどという視認性の確認がしやすいからです。
ロゴが左上にあるため一番初めに目に入り、強調したい文言もわかりやすいので問題なさそうです!
これでバナーの完成です!
4.アメリカのバナーと比較してみる

バナーはコンバージョンを得るためのものというより、
新商品の発表やセールの情報など”情報発信”がメインとなっているようです。
バナー制作におけるポイントはとにかく画質のいい素材を使用すること!だそうです。
画像が良くないと54%のユーザーがクリックをしないというデータが出ています。
これはなかなか参考になりそうなデータです。
また、信頼を得るためのポイントは以下のようにまとめられていました。
・感情に訴え、共感を得る
ターゲットを絞り、訴求内容をシンプルに表現する、ユーモアが少しあると尚よいとのこと
・社会的信用があることをアピールする
専門家が~、セレブが~、ぐるなびで~、満足度~%、などといった第三者の評価を載せる
・デザインはシンプルに
情報を詰め込まず(詳細は何も書かない)、プロの素材や読みやすいフォントを使用する
・ブランディング
会社のロゴやサイトの色を使う。
・伝わりやすい言葉を使う
ターゲットに合わせた言語を使用し、幅広いターゲットに伝えるため、一般的で平等な表現を用いる
(引用:https://blog.bannersnack.com/banner-advertising-basics/)
日本に比べ、素材を重視し、シンプルさが求められます。
詳細な情報は書かないということも大きな違いではないでしょうか?
また多国籍なので、言語や言葉の選択に慎重であることも違いがあり面白いです。
アメリカでよく掲載される広告枠も日本とは違うので、ぜひ参考にしてください!
Google Adwords、iab,、Aol Advertising、Right Media、BuyAds.com、 OpenX
5.ドイツのバナーと比較してみる

英語のバナーを制作する際に参考になりそうなデザインのポイントが
より細かく紹介されていたので、参考までに紹介しようと思います!
・テキストは4行以上にならないようにし、10pt以上のサイズが好ましい
・全部大文字にしない
・読みづらいので、曲がりすぎ、細すぎのフォントは使わない
・色彩効果を利用した配色にする
(引用:https://www.advidera.com/glossar/bannerwerbung/)
やはりシンプルで読みやすいことが重視されていますね。
また、色が持つ効果をデザインに生かすというのも参考になります。
元気なイメージなら赤やオレンジ、落ち着いたイメージなら青、清潔感のある白
といったようにイメージから配色を決めるのも、デザインに困ったときに使えます。

いかがでしたでしょうか?
0からのデザインとなると、何かしらルールがないと制作はしにくいものです。
少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
余談ですが、海外ではアニメーションのバナーが来てる、とあちこちに載っていました。
ぜひ挑戦してみてください!