【2021年最新版】Facebookバナー作成のポイントと画像サイズ一覧

YDN・GDN・LINE・Facebook・Instagram・Twitter…
バナー広告は媒体によって特性や入稿ルールが異なります。
中でも「Facebookのバナー広告」について
「Facebookでバナー広告を出したいけど、どうすればいいかわからない」
「Facebookのバナー広告のルールがややこしくてわからない」
「Facebookにおいて効果的なクリエイティブを作成する方法を知りたい」
「Facebookバナー広告のCTRやCVRを高めたい」
といったお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、Facebookバナー広告のフォーマットや入稿サイズ等の基礎から、Facebook広告の効果的なクリエイティブ作成のポイントを紹介します。是非参考にしてください。
目次
Facebookの広告フォーマットの種類と特徴
Facebookのバナー広告には主に以下の5つのフォーマットがあります。
・写真広告
・動画広告
・スライドショー広告
・カルーセル広告
・コレクション広告
まずはそれぞれの特徴や入稿ルールについて詳しく見ていきましょう。
写真広告
写真広告は、Facebook広告の中で最も一般的な広告フォーマットです。写真(画像)からリンク先のWebサイトへユーザーを誘導することができます。動画広告等より工数をかけずに作成することができるので、最も手を出しやすい広告フォーマットであるといえます。
ファイル形式:jpgまたはpng
アスペクト比(リンクなし): 1.91:1~4:5
アスペクト比(リンク付き): 1.91:1~1:1
文字数(リンクなし):125字以内
文字数(リンク付き):見出し25字以内 リンクの説明文30字以内
動画広告
動画のキャプションや音声の有無は任意とされていますが、どちらも付けることが推奨されています。付けた方が広告パフォーマンスも上昇すると考えられているので、是非取り入れましょう。
ファイルサイズ:最大4GB
アスペクト比:9:16~16:9
動画の長さ:最短1秒 最長240分
文字数(リンクなし):125字以内
文字数(リンク付き):見出し25字以内 リンクの説明文30字以内
スライドショー広告
スライドショー広告は、複数のパターン画像や動画、テキスト、音声を組み合わせてユーザーにストーリーを伝えることができる広告フォーマットです。1つのスライドショーに、3~10件の画像または動画を使用できます。画像を短時間で切り替えながら音声やテキストと共に製品やサービスの魅力を訴求することができます。
※2020年4月20日より、スライドショーの作成において音楽関連の機能が一時的に利用不可になっています。この期間中は、スライドショー広告で音楽をアップロードしたり使用したりすることはできませんので注意が必要です。
アスペクト比:16:9、1:1、4:5のいずれかで統一
動画ファイル形式:mp4またはmov
画像数:3~10枚
スライドショーの長さ:15秒以内
カルーセル広告
カルーセル広告は、1つの広告で最大10件の画像や動画を表示し、それぞれにリンクを付けることができる広告フォーマットです。複数の商品を紹介したり、1つの商品やサービスを詳しく紹介したり、ストーリー仕立てで紹介するなど、様々なアプローチで訴求することができます。
動画ファイルサイズ:最大4GB
画像ファイルサイズ:最大30MB
動画ファイル形式:Facebookが推奨する動画ファイル形式一覧を参照
画像ファイル形式:jpgまたはpng
アスペクト比:1:1
動画の長さ:最短1秒 最長240分
文字数:本文125字以内 見出し25字以内 リンクの説明文30字以内
動画・画像数:2~10件
コレクション広告
コレクション広告は、商品の発見から購入までユーザーがストレスフリーでスムーズに進めることができる広告フォーマットです。商品のカタログなどを顧客に合わせて表示させ、購入を促すことができます。コレクション広告には複数のテンプレートがあり、目的によって使い分けることが可能になっています。
文字数:本文90字以内 見出し25字以内
アスペクト比:テンプレートにより異なる
Facebookストーリーズ広告
ストーリーズ広告といえばInstagramを想像する方も多いと思いますが、Facebookのストーリーズも世界で毎日約5億人の人々に利用されています。2020年1月時点で毎月400万の広告主がストーリーズを利用しているそうです。注目を集めているFacebookストーリーズ広告を有効に活用し、より多くのユーザーに魅力を伝えましょう。
動画ファイルサイズ:最大4GB
画像ファイルサイズ:最大30MB
動画ファイル形式:mp4またはmov
画像ファイル形式:jpgまたはpng
アスペクト比:16:9~1.91:1
最長時間:画像6秒 動画15秒
Facebook広告のサイズ・アスペクト比一覧表
Facebookは広告フォーマットによって推奨される画像サイズやアスペクト比が異なるため、わかりやすく表にしました。解像度の上限はなく、ファイルサイズとアスペクト比の要件を満たした上で、最も解像度が高い動画をアップロードすることが推奨されています。
※コレクション広告は推奨サイズ、推奨アスペクト比ともにテンプレートにより異なります。基本的には表のサイズ・アスペクト比が推奨されています。
Facebookバナー広告作成の5つのポイント
1.高解像度の写真を使用しよう
Facebook広告では画像の品質がパフォーマンスの良し悪しを左右します。
とはいえ写真は必ずしもプロが撮った写真である必要はありません。最小ピクセルサイズ要件を確認し、できる限り解像度の高い画像を使用しましょう。
魅力的でインパクトのある写真を使用することでユーザーの興味を引くことができます。また使用する写真は「製品を使用している写真」など、使用することで顧客が得られるメリットを訴求したり、オーディエンスの想像をかき立てるようなものを選ぶと効果的です。
2.画像上にテキストを入れすぎないようにしよう
Facebook広告は画像がメインです。理由としては、テキストが多すぎると気が散ってしまい、広告を見るユーザーの数が減ってしまう傾向にあるからです。
過去にはFacebook広告の入稿規定として、広告画像内のテキスト量は20%までと制限されていました。現在はそのような制限はありませんが、画像上のテキスト量を20%未満にすることで広告のパフォーマンスが向上することは確かなため、画像上のテキストはなるべく控えましょう。
あくまでも画像を主役に、テキストはブランドロゴやサービス・商品名など必要最低限にすると良いでしょう。使用したいテキストは画像上ではなく本文に記載することをおすすめします。
3.バナーを見たユーザーにアクションを促そう
「詳しくはこちら」「もっと見る」「上にスワイプ」といったように、広告バナーを見たユーザーをリンク先のWebサイトに誘導するテキストを添えるとより効果的です。また、そのアクションをすると「どのようなことが起こるのか」、ユーザーにとって「どのようなメリットがあるのか」をわかりやすく示しましょう。
4.動画広告を積極的に活用しよう
動画広告は画像広告と比較して伝えることのできる情報量が多いという特性があります。同じ情報量でも、文章だと読むのが大変そう!という印象を与えてしまいがちですが、動画だと自然にユーザーの興味を引くことができます。
さらに製品の特徴や使用方法など、動画の方がわかりやすく伝えられる場合もあります。また、動画ならではの「音声」を活かして相乗効果を生むことも期待されるでしょう。そこからもう一歩進むと、優れた動画広告は音声なしでも楽しむことができ、広告の意図がユーザーに伝わるデザインになっているという特徴があります。
音声ありでもなしでもユーザーに伝わるようなインパクトのあるクリエイティブを作成することで動画広告の効果を最大限に発揮することができるでしょう。
5.広告を公開する前に必ずプレビューで確認しよう
バナー広告を作成した後や編集中に、プレビューで広告がオーディエンスにどのように見えるかを確認することができます。広告を公開する前に、必ず確認しましょう。どの画像を使用するのが効果的か、どの広告フォーマットが適切か、複数のパターンを実際に試して公開する広告を検討することでよりよいクリエイティブの作成に繋がります。迷った場合は複数のパターンでABテストをするのも非常に有効です。
▶ABテストに関する記事はこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Facebook広告バナーには複数のフォーマットがあり、訴求したい内容やターゲットによって広告フォーマットを使い分けることができます。それぞれのルールや最適なサイズ等を守りつつ、本記事で紹介した5つのポイントを意識して効果的な広告クリエイティブを作成しましょう。